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医療・介護

手術支援、リハビリ、介護・福祉、パワーアシスト、病院・薬局の自動化

眼内注射を自律で行うロボット、ヒト提供眼で初成功

スイスのETH ZürichのBradley Nelson氏らの研究チームが、ヒトのドナー眼に対する世界初の自律的ロボット硝子体内注射を実施した。Augenklinik Zürich WestやチューリッヒU大学の眼科医からの依頼が発端で、年間膨大な数に上る網膜注射の負担軽減が狙いだ。EURETINA 2026で発表され、先端位置決め50μm以下、角膜輪部から3.5〜4.0mmの狙い位置への注入を達成した。眼が動いても注入角度は±10°以内に保たれ、予期せぬ眼球運動への反応は人間の20倍速いという。常に医師が監視し制御する体制で、今後は生体患者への移行が課題となる。

所属 ETH Zürich

学生が作った300ドル未満の食事支援ロボ

メリーランド大学の機械工学科の学生4人が、身体障害のある人の自力での食事を助けるロボット給餌装置「FEEED」を開発した。チームは価格を300ドル未満とし、市販品は5,000ドル超になり得ると説明している。2026年5月6日にClark School of Engineeringのキャップストーン設計展で発表された。四肢麻痺や脳性麻痺の人などを想定し、Volunteers for Medical Engineeringが支援した。実ユーザーによる試用は行われたが、人数や詳細な結果は示されていない。

所属 メリーランド大学

血栓を壊し薬も届ける微小ロボットを開発中

米デラウェア大学ニューアーク校の研究チームが、血栓を物理的に破壊しつつ薬剤を直接届ける「クロットボット」を開発している。機械工学のサンベータ・ダス教授によると、形状や機能の異なる複数の版があり、血栓付近に注入して使う。血栓の大きさに応じて1,000〜10,000個ほどを投入する想定で、自律動作のほか遠隔操作も可能だ。PS5のコントローラーでの誘導も実証され、約100ドルで2万〜3万個を作れるという。数週間の薬物治療を数時間に短縮できる可能性がある。

所属 デラウェア大学